ファイターズ
【ドラフト】5位立正大・奈良間「いち早く1軍の試合に」俊足巧打の遊撃手
高校日本代表で国際大会に出場
指名された瞬間、奈良間大己内野手(22)は何度もガッツポーズをして喜びを爆発させた。俊足巧打の遊撃手は「プロ野球選手になれることに喜びを感じている。でも、あしたからが勝負。いち早く1軍の試合に出られるように常に考えていく」と力を込めた。
身長172センチ、体重72キロ。常葉大菊川高(静岡)3年時に夏の甲子園で本塁打を放った。高校日本代表として国際大会にも出場。立正大では1年秋から1番打者として活躍してきた。
来年3月には「エスコンフィールド北海道」がオープンする。それも縁だ。「新球場で勝ちに貢献する選手になりたい」。50メートル5秒8の快足も魅力の一つ。スピードで、巧みなバットコントロールで、北の大地のファンを沸かせる。
■プロフィール
奈良間 大己 (ならま・たいき) 2000年5月8日、静岡県出身。右投げ右打ち。走攻守三拍子揃った内野手。常葉大菊川高3年時の夏、静岡大会で打率8割超えの活躍を見せ、チームを甲子園出場に導く。大学でも1年から遊撃のレギュラーをつかむ。50メートル5秒台の俊足でシュアな打撃も光る。フィールディングとグラブさばきに優れた守備も高評価。172センチ、72キロ。