プロ野球
【ドラフト】阪神2位 東海大札幌高・門別 夢の舞台、甲子園のマウンド目指す
指名の瞬間は「今まで感じたことのない感情。信じられない」
道内の選手で阪神からのドラフト指名は1966年以来。道内高校生左腕最速の150キロを誇る門別啓人投手は、阪神から2位指名されると「今まで感じたことのないような感情。信じられない」と夢見心地で喜んだ。
1年秋からエースナンバーを背負い、右打者の内角低めへのクロスファイヤーを武器に、今夏は南大会準決勝に進出。甲子園出場の夢はかなわなかったが、今度はプロとして本拠地・甲子園のマウンドを目指す。
同校から投手でのドラフト指名は、東海大四時代の87年にロッテから指名された大村巌以来2人目。9月末のプロ志望届提出の際には「160キロ以上出したい」と日本人左腕最速を目標に掲げた。将来は「絶対的な投手」を目指し、高校と同じタテジマのユニホームに身を包む。
■プロフィール
門別 啓人 (もんべつ・けいと) 2004年7月10日、日高町生まれ。富川小1年の時に、富川スポーツ少年団で野球を始める。同小6年時にファイターズジュニアに選出。富川中では軟式の道選抜。東海大札幌高では、1年秋に背番号1を背負った。2年春から5季連続で道大会に出場し、さらに2年秋からは3季連続で道大会4強入りした。今春には最速150キロをマーク。変化球はスライダー、カーブ、スプリット。左投げ左打ち。183センチ、84キロ。家族は両親。