プロ野球
2022/10/21 00:10

【ドラフト】阪神2位 東海大札幌高・門別 夢の舞台、甲子園のマウンド目指す

阪神から2位指名を受けた東海大札幌高の門別は抱負を書いた色紙を手に喜びを爆発させた(撮影・星野雄飛)

指名の瞬間は「今まで感じたことのない感情。信じられない」

 道内の選手で阪神からのドラフト指名は1966年以来。道内高校生左腕最速の150キロを誇る門別啓人投手は、阪神から2位指名されると「今まで感じたことのないような感情。信じられない」と夢見心地で喜んだ。

 1年秋からエースナンバーを背負い、右打者の内角低めへのクロスファイヤーを武器に、今夏は南大会準決勝に進出。甲子園出場の夢はかなわなかったが、今度はプロとして本拠地・甲子園のマウンドを目指す。

 同校から投手でのドラフト指名は、東海大四時代の87年にロッテから指名された大村巌以来2人目。9月末のプロ志望届提出の際には「160キロ以上出したい」と日本人左腕最速を目標に掲げた。将来は「絶対的な投手」を目指し、高校と同じタテジマのユニホームに身を包む。


■プロフィール

 門別 啓人 (もんべつ・けいと) 2004年7月10日、日高町生まれ。富川小1年の時に、富川スポーツ少年団で野球を始める。同小6年時にファイターズジュニアに選出。富川中では軟式の道選抜。東海大札幌高では、1年秋に背番号1を背負った。2年春から5季連続で道大会に出場し、さらに2年秋からは3季連続で道大会4強入りした。今春には最速150キロをマーク。変化球はスライダー、カーブ、スプリット。左投げ左打ち。183センチ、84キロ。家族は両親。

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