札手稲中から野球留学　最速１４７キロ直球＆チェンジアップ武器

　阪神から４位指名された新潟・帝京長岡高の茨木秀俊投手は、最速１４７キロの直球と球速差２０キロ以上のチェンジアップが武器。元日本ハムの芝草宇宙監督を慕い、札手稲中から親元を離れ進学した。高校では下半身強化に取り組み、体重は２年半で１０キロ増加。「相手に向かっていく気持ちで投げていきたい」。ポーカーフェースの右腕は闘志を胸に秘め、新天地でも己を磨き続ける。

■プロフィール　

　茨木 秀俊 （いばらぎ・ひでとし） ２００４年６月８日、札幌市生まれ。札幌手稲中央小２年の秋に手稲ヤングスターズで野球を始める。同６年の時に全国大会出場。札手稲中時代に所属した札幌東シニアで２年夏の林和男杯全国優勝。３年春の全国選抜大会に出場。新潟・帝京長岡では１年夏に初登板。２年春から背番号１。今夏の新潟県大会で準優勝。１８２センチ、８５キロ。右投げ右打ち。最速１４７キロ。変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップ、ツーシーム。家族は両親と、弟・佑太（１年）も帝京長岡の野球部所属。