ファイターズ
2022/10/21 22:15

二刀流より「僕は僕」唯一無二の〝矢沢流〟目指す ドラ1左腕に稲葉GMが指名あいさつ

稲葉GM(左)、大渕スカウト部長(左から三人目)の間で笑顔の矢沢

 二刀流より矢沢流! 20日のドラフト会議で日本ハムから1位指名された日体大の矢沢宏太投手(22)が21日、同大で指名あいさつを受けた。プロ入り後も投打で一流を目指すドラ1左腕。憧れの稲葉篤紀GM(50)から、唯一無二の「矢沢流」をつくるよう激励され、オンリーワンの選手になる決意を固めた。大谷翔平投手(28、エンゼルス)とも違う、矢沢にしかできないプレーを追い求めていく。

大谷とは違うオンリーワンな二刀流プラン模索

 自身の気持ちと球団の願いは、完全に一致していた。あいさつに訪れた稲葉GMから「オンリーワン。矢沢流を目指して新しいものをつくっていこう」と熱く伝えられ、心を躍らせた。

 「僕は二刀流というより、今まで通りの野球をやっている感じ。それをどう表現したらいいのかなと思っていた。僕は僕、と思っているので(矢沢流という)言葉をもらってすごくうれしかったです」

 稲葉GMはテレビ越しに見ていたスターだ。日体大野球部で東京五輪のボランティアをした際、練習サポートで姿を目にしたことはあったが、対面は初。「(校舎の)外で見えた瞬間、すごく格好良いなと思いました。稲葉ジャンプはテレビカメラが揺れるほど球場全体が一体となっていてすごかった。僕もたくさんの人に応援される選手になりたい」と目を輝かせた。

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