ファイターズ
《ハム番24時》10月21日
矢沢から〝いい人感〟がにじみ出ている。21日の指名あいさつが4度目の取材機会だった。どんな質問にも丁寧に、記者の目を見ながら柔らかい表情で答えてくれた。
きっと友達も多いのだろう。ドラフト後、祝福の連絡は400件ほど来たという。「通知が鳴りやまないくらい来て、まだ全然返せていないです」と苦笑いした。ドラフト当日の取材で、行きつけの焼き肉屋やカラオケ店の話になると、後ろで聞いていたチームメートは大盛り上がり。仲間から愛されていることもひしひしと伝わってきた。
プロは、いい人が必ず大成する世界ではない。それでも、応援したくなる魅力が詰まった選手なのは間違いない。