Vリーグ
2022/10/24 22:30

成田監督「これからが本当のスタート」 アルテミスがVリーグ参戦に向け会見

Vリーグ参戦に向け意気込むアルテミスの成田監督(中列右から2人目)と選手達

 2023―24シーズンのVリーグ参戦が内定している女子バレーボールチームのアルテミス北海道が24日、ライセンス(S3)取得後初めての会見を本拠地を置く札幌市内で行った。道内女子チームの参戦は初で、カテゴリーはV2もしくはV3が予定されている。来年7月のサマーカップでデビューし、将来的にはV1昇格を目指していく。

選手は34歳ベテランから現役大学生まで

 アルテミスの挑戦がいよいよ本格化する。元日本代表の成田(旧姓・大懸)郁久美初代監督(46、旭実高出)は「ホッとしています。これからが本当のスタート」と意気込みを語った。

 今年1月に全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会で初優勝。収容人数700人以上が必要なホームは北ガスアリーナ札幌46に決まり、財政面や下部組織の設置など、Vリーグ参入に向けた数々のハードルを一発でクリアした。

 選手は34歳のベテランから現役大学生と幅広い世代が揃う。リベロで3児の母・北村沙保里(33)は結婚、出産後の競技者を応援するチーム方針に感銘を受け、初代メンバーとなった。「Vリーグ1、元気なママさんプレーヤーを目指していきたい」と気合十分だ。

 12月には去年、初戦敗退した皇后杯ファイナルラウンドが待ち受ける。指揮官は「出て来るチームは全部格上。どれだけできるか腕試し」。来季に向けた試金石にするつもりだ。

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