〝静岡のジーター〟ドラ5奈良間が輝星と共闘 仲良しコンビで新球場盛り上げる!
日本ハムからドラフト5位で指名された立正大の奈良間大己内野手(22)が26日、同大で指名あいさつを受けた。4年前、高校日本代表でチームメートだった吉田輝星投手(21)とは親しい間柄。プロでの運命的な再会を喜び、1軍での共闘を誓った。
立正大で指名あいさつ リーダーシップも高評価の遊撃手
常葉大菊川高時代、奈良間は「静岡のジーター」と呼ばれた。身体能力が高い遊撃手で、野性味あふれるプレーが特徴的。高校、大学で主将を務め、リーダーシップを発揮した。
担当の坂本スカウトは「守備は広島の菊池選手。打撃はロッテの中村奨選手。2人を足したようなスタイル」と表現。人間性も評価ポイントで「監督さんがベンチに2人いるんじゃないか、というくらいチームを引っ張って、盛り上げていた」と目を細めた。
高校日本代表で意気投合「何でも話し合える間柄」
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日本ハムから指名を受け、奈良間は縁を感じた。吉田の存在が大きかった。高校日本代表で意気投合し、付き合いが続いている。「(代表では)僕がおもちゃにされていた(笑)。本当に仲が良く、何でも話し合える間柄。一緒にいる期間は短かったですけど、中身が濃かった。大学の間もずっと気にしてくれていた」と、進路が分かれても連絡を取っていた。
ドラフト直後は電話で祝福されたという。今後は同じ目標に向かう仲間だ。「今まで対戦してきた投手で一番ストレートが良かったのは輝星だった。それを後ろから見られる」と興奮気味に想像を膨らませ「輝星が投げる時には打っても守っても助けられるように。そういう思いで一緒に戦っていきたい」と意気込んだ。
強い絆で結ばれた同級生コンビが来季、新球場を舞台に躍動する。