■Ｊ１第３３節　札幌２ー１広島（２９日、エディオンスタジアム広島）

　―試合を振り返って
　「広島はＡＣＬ出場が決まる、札幌は自力で残留が決まる試合。お互い攻撃的な素晴らしいゲームだった。前半の得点は良い形だった。ビルドアップがうまくいかない中で、広島の圧力を受け続けるような展開が続いた。後半は、後ろからしっかりとつないでいこうと話した。自分たちがボールを支配できる時間帯が増え、攻撃の形が出せた。その中で２点目が生まれ、勝利できた。まだシーズンは終わってないが、残留が決まったのは一つの区切りになる」

　―試合前には急逝した工藤壮人さんに黙とうをささげた。
　「３２歳。非常に若すぎるし悲しい思い。（２０１３年の）浦和対柏のカップ戦決勝。工藤選手のゴールを覚えている。私にとっても残念」