上沢が侍打線とガチンコ勝負 5日強化試合で先発「気持ち入れて投げますよ」
日本ハム・上沢直之投手(28)が5日、侍ジャパンとの強化試合(東京ドーム)に先発する。新庄剛志監督(50)が〝ガチ勝負〟を宣言している一戦。1カ月以上、実戦登板から遠ざかっているが、エース右腕は「ちゃんと試合になるように投げます」と控えめに意気込んだ。
9月28日以来の実戦登板 新投球フォーム模索中
先発の柱を担ってきた上沢にとって、9月28日のロッテ戦(札幌ドーム)以来の実戦登板。4日に東京ドームで行われた前日練習では入念にキャッチボールを行い、今季ラストマウンドに向けて最終調整した。
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オフシーズンに入り、現在は新投球フォームを模索中。「ストライクが入れば…。そんなに期待しないでください」と自虐しつつ「良い形で終わらせるつもりでいきます。取り組んでいる課題もありますけど、やるからにはガチ勝負でいきます」と表情を引き締めた。
先発にはエース右腕を抜てき。新庄監督は「注目が集まっていることで選手は良い経験になる」と、シーズンさながらの継投を示唆している。
「試合なので、打たれたくない」
上沢の後は、来季の開幕投手に決まっている加藤貴、下手投げの鈴木が登板予定。リリーフ陣の起用は新任の建山投手コーチに託す。
「試合なので、打たれたくない。気持ちを入れて投げますよ」と上沢。WBCで世界一を目指す日本代表のため、全力で腕を振る。