ファイターズ
2022/11/05 23:15

栗山代表監督 侍トップチーム初陣飾った「選手のおかげ。本当に救われている」

一回、侍ジャパンの栗山監督(左)は先制の左犠飛を放った近藤を拍手で出迎える

■日本代表強化試合 日本ハム4ー5日本(5日、東京ドーム)

勝利に安堵「われわれは負けちゃいけない」

 昨季まで日本ハムの指揮を執った侍ジャパンの栗山英樹監督(61)がトップチーム初采配を勝利で飾った。5―4で競り勝ち、「勝ち切れたというよりも、われわれは負けちゃいけないとずっと思っている。選手のおかげ。効果的な一発で勝ってくれた。本当に救われている」と安堵の表情を浮かべた。

まな弟子・近藤が左犠飛で貢献

 日本ハムから選出されている近藤は「2番・左翼」で先発出場。一回無死三塁で迎えた第1打席で、ドラフト同期・上沢の147キロ直球を捉え、先制の左犠飛を放った。

 本人は悔しそうな表情をのぞかせたが、指揮官は「最低限の仕事をしてくれるのはコンちゃんの良さなので大きかったです」とニッコリ。昨季まで10年間ともにプレーしてきただけに「コンちゃんの技術、考え方は信頼している」と今後に向けても期待を寄せた。

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