Vリーグ
ヴォレアス&サフィルヴァ白星発進 バレーV2リーグが開幕
■Vリーグ男子2部(5日、川崎市スポーツ・文化総合センターほか)
◇ヴォレアス北海道3-0大同特殊鋼、サフィルヴァ北海道3-1アイシン
男子の2022~23年シーズンが開幕し、各地で5試合が行われた。昨季優勝のヴォレアス北海道は大同特殊鋼に3―0で、サフィルヴァ北海道は3―1でアイシンをそれぞれ下した。今季のV2男子は10チームが3回戦総当たりで争う。上位2チームがV1下位との入れ替え戦に進む。
ヴォレアスストレート勝ち 佐々木主将「この先のリーグ戦に向けて良い出足」
5人が新たに加わったヴォレアスは、エースの張がチーム最多の18点を挙げるなど主導権を握り続け、危なげなくストレートで勝ち切った。佐々木主将は「新体制の僕らにとって大事な一戦。3―0で勝ちきることができ、この先のリーグ戦に向けて良い出足になった」と満足げだった。
新加入選手の活躍が光った。セッター山岸がバランス良く配球。井上のクイックなどを有効に使いながら、得点源の張の強打も徐々に引き出して相手にブロックの的を絞らせなかった。クライン監督は「皆と合わせた時間が長くないことを考えると(プレーの)中身は良かった」とたたえた。
元日本代表の越川が引退。陣容も様変わりした。つかんだ開幕白星に、山岸は「楽しんでバレーをできたのが一番の収穫」。自信を深めるには十分な1勝だった。
サフィルヴァは郡が20得点で勝利に貢献
サフィルヴァは第1セットを落としたものの、第2セット以降は新戦力の郡とペンローズを中心に得点を重ねて3セットを連取した。ペンローズに次ぐチーム2位の20得点を奪った郡は、「みんなが決まらない時間帯に僕が決めて、チームを支えることができた」と話した。