ファイターズ
鈴木スーパークイック極める 手応え上々「相手のタイミング狂うと思う」
ブルペン投球中に新庄監督から指示
さらなる進化へ、スーパークイックを極める―。今季から下手投げに転向した鈴木がブルペン入りし、92球を投じた。
球筋やストライクゾーンを確認するため、加藤豪が打席に入ると、視察していた新庄監督から「スーパークイックで投げて」との指示を与えられた。西武には同じく下手投げの与座もいることから、少しでも慣れさせようという指揮官の配慮があった。
打者のタイミングをずらす上でもスーパークイックは有効だ。鈴木も「相手のタイミングが狂ってくると思う」と手応えを感じている。「精度としてはまだまだ。ストライクを投げないと意味がないので、ストライク率をもっと上げていきたい」と意気込んだ。
今季、先発勝利も挙げた「北のサブマリン」。進化が止まらない。