Bリーグ
レバンガ佐古HC新戦力躍動も開幕初陣飾れず…
■B1第1節レバンガ北海道75ー広島83(2日、広島サンプラザホール)
新生レバンガ、開幕戦を白星で飾れず―。B1レバンガ北海道は敵地で広島に75―83で敗れ、2年ぶりの開幕戦勝利を挙げることはできなかった。今季から指揮を執る佐古賢一HC(51)の初陣だったが、2点リードで折り返した第3クオーター(Q)に逆転を許すと、そのまま逃げ切られた。きょう3日の第2戦で初勝利を目指す。
11年目のシーズンは悔しい敗戦で幕を開けた。広島は、HCとしてのキャリアをスタートさせた思い出の地だったが、佐古HCは「相手のリバウンドと3点シュートがかみ合った」と第3Qの33失点を悔やんだ。
敗れはしたが、新戦力が期待通りの活躍を示した。先発した202センチのPFブルックスが両チーム最多の21得点、さらにチームトップの7リバウンドをマーク。ブルックスは「全体的には自分たちのやるべきことができた試合だった」。PF/Cロングも17得点、4リバウンド。昨季得点王を獲得し、広島に移籍したPF/Cメイヨの穴を埋める活躍を見せた。
きょう第2戦のカギは、この試合で14得点、16リバウンドを許したPF/Cエチェニケ封じだ。ブルックスは「切り替えて準備をしたい」。昨季から続く公式戦連敗を14でストップさせ、今季初白星で開幕節を終えてみせる。