日本ハムの宇佐見真吾捕手（２９）が１２日、秋季練習中の千葉・鎌ケ谷で、フリーエージェント権を行使したオリックス・伏見への対抗心を口にした。日本ハムが獲得に動いており「日本一チームの捕手ですし、打撃も勝負強い。もし来るとなったら、負けられないという気持ちがある」と力を込めた。

新妻・高城れにのためにも

　アイドルグループ「ももいろクローバーＺ」の高城れにと結婚することを発表したばかり。来季は新妻のためにも、正捕手は譲れない。

　新庄監督は伏見を高く評価し、ラブコールを送った。当然、宇佐見はライバル視し「投手の調子の良しあしを見ながらも、ピンチの場面ではしっかり裏を突き、三振を取るイメージが強い」と警戒する。

　今季はチームの捕手で最多の８１試合に出場したが、慢心はなく「来年も出られるという保障はない。しっかり結果を出してこそ」と気を引き締めていた。