達「誰にも属さないストレートを投げたい」 今オフのテーマは直球精度向上
鎌ケ谷秋季練習でブルペン入り
高卒1年目のシーズンを終えた日本ハム・達孝太投手(18)が13日、千葉・鎌ケ谷の秋季練習でブルペン入り。今オフのテーマに直球の精度向上を挙げ、「自分のストレート、誰にも属さないストレートを投げたい」と端正なマスクを引き締めた。
9月25日の楽天戦(札幌ドーム)で1軍初登板。3回無失点と上々のデビューを飾ったが、「想像していた以上にプロのレベルは高かった」と実感したという。「ストレートをもっとより良いものにしたい。スピードもコントロールも、回転の質も全てにおいて。ストレートが投げられないと始まらない」と課題を挙げる。
自らの投球を動画撮影し寮で研究
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この日は自らカメラを設置して、ピッチングの様子を動画撮影。「定期的にやっています。この時はこういうフォームだったよね、でもやっぱり良いときはこういう特長があるとか、これからあぶり出そうかなと思います」。寮の部屋で動画をチェックし、達オリジナルのストレートを生み出すべく研究を進めている。
「あと長くても20、30年。終わるまでは野球のことばかり考えたい」
プロ入り後、初めてのオフは一人で自主トレを行う予定。野球漬けの日々を送ることになりそうだ。「自分の投球フォームを見たりするのが息抜きです。部屋にテレビもないし、SNSもやっていないので」とサラリ。「野球人生、あと長くても20、30年なので、終わるまでは野球のことばかり考えたい」と言い切った。さらなる高みを目指して、ストイックに野球と向き合っていく。