伊藤大海 球速アップへ肉体改造「1カ月1キロ増やしたい」
侍メンバー入りへ「真っすぐ新しくつくり直す」
日本代表「侍ジャパン」に選出されていた日本ハムの伊藤大海投手(25)が15日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で行われている秋季練習に合流。直球の平均球速をアップさせるべく、オフは体重増に取り組むことを明かした。来年3月にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が控える。勝負の3年目シーズンに向け、さらなるパワーアップを図る。
たくさんの学びを得て、伊藤がチームに戻ってきた。侍ジャパンでの強化試合を終え、今オフのテーマが明確になったという。「(自分は)まだまだだなと思った。まず真っすぐですね。もう一回、新しくつくり直すくらいの気持ちで、いろんなことにトライしていきたいです」
同学年・高橋奎から刺激「すさまじいボール」
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150キロ超えの剛速球を武器とする投手たちと接し「みんな真っすぐが強かった。速いは正義」と実感。中でも、同学年の左腕・高橋奎(ヤクルト)に「勢いがあってフォームもダイナミックですし、すごいなって。すさまじいボールという感じ」と大きな刺激を受けた。
今季の平均球速は140キロ中盤と、昨季に比べて2、3キロほど低下したという。「重たい物体からの出力と軽い物体からの出力では全然違う。球速を上げる目的を考えた時の第一歩として」と、肉体改造に着手することを決めた。
具体的には「身長を3センチくらい伸ばしたい」とジョークを交えつつ、「(今は)81、82キロくらいなので、ちょっと増やしたい」。体脂肪を減らしながら体重を増やすトレーニングに取り組み、「1カ月1キロ増やして、シーズンが始まった時に85キロくらいにしたい」と、もくろむ。
得意の料理でタンパク質補給「HIROMI’Sキッチンです」
今オフから1人暮らしを始める。「今まで体重がうまく増えなかったのはタンパク質が足りていなかった。料理を頑張ります」。大学時代から自炊をしており「見栄え良くできたら、インスタに上げます。HIROMI’Sキッチンですね」とやる気満々だ。
昨夏の東京五輪に続く、WBC日本代表メンバー入りへ。道産子右腕が〝侍ボディー〟をつくり上げる。