コンサドーレ
札幌が川崎と3-3ドローも〝タイの至宝〟MFスパチョークが母国凱旋弾
■2022Jリーグアジアチャレンジ 北海道コンサドーレ札幌3-3川崎フロンターレ(15日、タイ・BGスタジアム)
リーグ戦でも2試合で14ゴールの乱打戦
2022Jリーグアジアチャレンジに参加している北海道コンサドーレ札幌は15日、川崎フロンターレと対戦。今季のリーグ戦2試合では、いずれも両チームの合計が7ゴール(●2-5、〇4-3)も飛び交う乱打戦となったこのカード。舞台をタイの地に移しても、3度目の乱打戦が繰り広げられた。
札幌は前半11分に右サイドでこぼれ球を拾ったDF中村桐耶(22)が左足を振り抜き先制ゴールを決めると、同29分には、このタイ遠征中の12日に札幌への完全移籍が発表された〝主役〟から待望のゴールが生まれる。MF田中宏武(23)が右サイドからクロスを上げると、それに反応したのがMFスパチョーク(24)。滑り込みながらの右足を目いっぱい伸ばし、ダイレクトボレーで豪快にゴールへ突き刺した。凱旋試合での札幌移籍後初ゴールに、タイのファンは酔いしれた。
2―0とリードした札幌だったが、同31分、36分と立て続けに失点し、同点で後半を迎える。
後半6分にはFW小柏剛(24)がスパチョークからのスルーパスを受け、ワンフェイントを入れながら右足でニアに流し込み、勝ち越しに成功。