コンサドーレ
《平川弘のCool Eye》 タイ遠征・ブリーラム戦の5失点は反省材料 緩いゲームは意味がない
J1リーグ入れ替え戦(13日)では京都がJ2熊本と引き分け、辛くも残留した。FWウタカの顔面ブロックやポストに助けられたが、最後は京都の気持ちが熊本を上回ったということだろう。
引き分けの場合、J1クラブが残留するというレギュレーションになっている。プレーオフで熊本はJ1経験のある大分と山形にそれぞれ引き分けて勝ち上がってきた。3試合戦って負けなかった熊本だが、最後はレギュレーションに泣いた。
昨年までJ3にいた熊本だが、努力賞として昇格OKと思いたくなるほどの戦いぶりだった。ポゼッションしてゴールに迫るサッカーは、どこか札幌を思わせるところがあり、ボールをつなぐことを大事にする大木さんらしかったことも興味をそそった。