ファイターズ
「覚えておいてほしい言葉があります」ドラ3加藤豪将がキャンプ締める熱いスピーチ
「それは『Believe(信じる)』です」
「自分が1番だと信じて。チームメートを信じて。世界一になれることを信じて」
人生初〝手締め〟で完璧スピーチ! 日本ハムは16日、沖縄・国頭で7日から行っていた秋季キャンプを打ち上げた。ドラフト3位指名を受け、志願して自主参加していた前メッツ傘下3Aシラキュースの加藤豪将内野手(28)が締めのあいさつを担当した。マイナーリーガー時代から大切にしている「ビリーブ(信じること)」という言葉をテーマに、新たな仲間たちへ熱いメッセージを投げかけた。
「ティーチャー」が、生徒を諭すように言葉つなぐ
本番2日前に突然頼まれた手締めの大役を、見事に務め上げた。10日間に及んだ秋季キャンプの大トリ。参加メンバー全員でつくった円陣の中央に立った加藤豪が、聞く者の心を動かす名スピーチを披露した。
米国で生まれ育った逆輸入ルーキーは、まず手締めの意味から話し始めた。「僕は手締めが何か知らなかった。手締めとは『一つのドアを閉めて、次のドアを開ける』と書いてありました」。続けて、自身が「ティーチャー」と呼ばれていることを話題にし、「次のドアを開けるために、来年の2月まで覚えておいてほしい言葉があります」と、先生から生徒へ諭すように言葉をつないだ。