夏季スポーツ
2022/11/19 23:15

旭実女子が9年ぶりV U18主将経験の笠井が2試合で41得点の大暴れ 春高バレー道予選

U18日本代表の笠井(右から4人目)を中心に9年ぶり20度目の優勝を果たした旭実の選手たち

■バレーボール全日本高校選手権道代表決定戦最終日(19日、札幌・北海きたえーる)

▽女子決勝 旭実2-1札山の手、女子準決勝 旭実2-0札大谷

 準決勝と決勝が行われた。女子決勝は、旭実が2―1で札山の手を下して9年ぶり20度目の優勝を果たした。チームのエースでU18日本代表キャプテンも務めた笠井季璃(りり、2年)が23得点を叩き出す活躍を見せた。

自身2度目の全国「自分たちがやりたいバレーでベスト4目指す」

 旭実の笠井がその実力を見せつけた。準決勝は18得点を挙げて2年連続31度目の全国出場に貢献すると、決勝でも23得点をマーク。チームを優勝に導いた。

 昨年の決勝戦。自身の放ったバックアタックがアウトとなり優勝を逃した。その場面が頭を離れなかった。苦い記憶を払拭するため、チームに導入されたウエートトレにも積極的に取り組みフィジカル強化に務めるなど、自身を磨き続けた。

 今年6月にはU18日本代表主将としてアジアU18女子選手権に出場。見事8大会連続の優勝を成し遂げた。チームメートだった大阪・金蘭会高の大森咲愛(1年)と西川凜(1年)はすでに全国出場を決め、2人から「頑張って。待ってるよ」とメッセージが届いた。その約束を果たし、自身2度目の全国に臨む。「自分たちがやりたいバレーでベスト4を目指す」と笠井。全国の舞台でもその力をしっかり示す。

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