Bリーグ
レバンガ内藤「最年少出場記録狙う」 SR渋谷戦初ベンチ入りか けが人続出で白羽の矢
B1レバンガ北海道は22日、SR渋谷戦(26、27日、東京・青山学院記念館)に向け、札幌市内で公開練習を行った。SGドワイト・ラモス(24)ら、けが人が続出している中、ユース育成特別枠として登録されているU18所属のSF内藤耀悠(16)が練習に参加。リーグの許可が下りれば、26日にも初のベンチ入りとなる可能性が高まった。
エントリー可否リーグに確認中「いつ呼ばれても良い準備を」
生え抜きプレーヤーが、トップチームのユニホームに袖を通す日が近づいてきた。内藤は22日の練習で、5対5で行った実戦形式のプレーに加わり、攻撃や守備のフォーメーションなどを確認。持ち前のフィジカルの強さを発揮し、B1選手たちと共に汗を流した。
内藤はリーグ最初のユース育成特別枠選手として開幕から登録。時期を見てホーム戦でベンチ入りする計画だった。しかし、20日の京都戦でラモスが右足首を負傷して戦線を離脱。PG/SG荒川は左足首の軽い捻挫で別メニュー調整となり、フィンランド代表の試合で脇腹を痛めたPFマーフィーも実戦形式の練習を回避する状況。けが人が相次ぐ中、ビジター開催ではあるが、内藤に白羽の矢が立った。
内藤は27日、同じ会場で行われるU18の「エリート6リーグ」の試合に出場する予定。チームは現在、トップチームの試合にもエントリー可能かリーグに確認中。内藤は「いつ呼ばれても良い準備をしたい。最年少出場記録を狙う」と、弱冠16歳でのB1デビューに意欲を燃やしている。