ファイターズ
2022/11/23 06:00

上沢「ドライブライン」と個人契約 来季こそ180イニング達成だ

目標の180イニングへ。上沢はさらなるレベルアップを期し、妥協なきオフを過ごしている

米国の練習施設、大谷や千賀も活用

 日本ハムの上沢直之投手(28)が、勝負の来シーズンに向け〝投球改革〟を推し進めている。米国の練習施設「ドライブライン・ベースボール」のピッチングコーディネーターと個人で契約。パーソナルトレーナーをつけるなど惜しまず自己投資し、来季こそは目標の「シーズン180イニング」をクリアする。

 最下位から日本一を目指す来季に向けて、上沢は動き始めている。このオフから自費で、投球を分析する専門家と契約。「今年うまくいかなかったのもありますし、このままだと来年思うようなシーズンを送れない。変化というか、ここから壁を乗り越えて、もう一つ上のレベルに行くために専門家の力を借りるのもいい」。さらなるレベルアップを目指し、新たな試みにチャレンジしている。

 「ドライブライン」は、メジャーで活躍するエンゼルス・大谷らも活用している米国のトレーニング施設。選手個々のデータを収集することで知られ、上沢は「(ソフトバンク)千賀さんとかずっとやっていると思います。球速を上げるために頼むというよりは、投球時の悪い動きを分析してもらいたい」と興味を持っていたという。

スライダーを斜めから、より横に大きく曲がるように

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