ファイターズ
FA行使の近藤 パ5球団と交渉もまだまだ熟考「年内には決めたい」
環境面など考慮し「フラットに聞いている段階」
納得するまで考え抜く―。国内フリーエージェント(FA)権を行使した日本ハムの近藤健介外野手(29)が「ファンフェスティバル2022」に参加し、報道陣の取材に対応した。
すでに日本ハム、オリックス、ソフトバンク、西武、ロッテの5球団と交渉を行っていることを明かし「フラットに聞いている段階。監督さんとも話したりして、環境面だったり、考え方などを。(球団を)絞れているということはないです」と現在の心境について語った。
V争いできるチームに身を置きたいと願うのは選手のさがだ。「優勝したいですし、その中のピースとしてグラウンドに立っていたいというのはずっと思っている。この4年間は自分の実力不足もありますし、優勝争いできるような活躍をしないといけなかったというのも事実。そこも考えながら」
イベントではファンへ感謝の気持ち伝えた
FAとは関係なく、イベントではファンへ感謝の思いを伝えたかった。「皆さんと、より近く触れ合える。僕らの言葉で感謝を伝えられる。良かった」と一日を振り返った。
自身の争奪戦は、さらに熱を帯びていくことが予想される。「年内には決めたいですけど、今後野球をするにあたって、その決断で大きく変わってくる。しっかり悩んで決断したい」。誰のものでもない自身の野球人生。最良の選択を模索する。