プロ野球
2022/11/23 23:00

阪神ドラ2・門別が仮契約 「ようやくプロ野球選手になるんだという実感」

阪神と仮契約を済ませた門別は、笑顔で投球ポーズ(阪神球団提供)

契約金6000万円、年俸720万円

 プロ野球ドラフト会議で阪神から2位指名を受けた東海大札幌高の門別啓人投手(18)が23日、札幌市内で入団交渉に臨み、契約金6000万円、年俸720万円で仮契約を結んだ。背番号は未定。(金額は推定)

かつての阪神のエース井川慶氏に似ている

 道内屈指の高校生左腕が、プロへの第一歩を踏み出した。この日の交渉後に行われたオンライン会見で「仮契約を終えて、ようやく自分がプロ野球選手になるんだという実感が沸いてきた」と喜びを素直に語った。

 自身の持ち味については「右打者へのインコースのクロスファイアと、左打者へのアウトコースへの投球」と語り、対戦したい打者として柳田(ソフトバンク)と村上(ヤクルト)を挙げた。

 その姿には、かつての阪神のエースが重なる。門別は「井川投手に投げ方や雰囲気が似ていると言われたことがある」。2003年に20勝をマークして最多勝を獲得し、ノーヒットノーランの達成経験もある井川慶氏(43)の名を挙げた。阪神の葛西担当スカウトも「ストレートで押せるところが似ている」と同調した。

東海大札幌高の先輩方と新球場で対戦したい

 日本ハムには東海大札幌高の先輩である今川優馬外野手(25)が在籍しており、来季からは伏見寅威捕手(32)もFAでオリックスから加入する。先輩との対決について問われると「新球場で先輩方と対戦したい」と〝先輩斬り〟に意欲を燃やした。

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