コンサドーレ
《河合CRC竜の眼》地域貢献はチームのためにあり&若手はタイ遠征生かして
カタールでのW杯が大きな盛り上がりを見せているが、今回はクラブの今季最後の試合となったタイでのJリーグアジアチャレンジと、地域貢献活動「CONSADOLE HOKKAIDO TOURS」について取り上げたい。
強力助っ人FWたちとの対戦が大きな経験に
貴重な国際試合を行えたタイ遠征は、若手にとって良い経験となった。ブリーラム・ユナイテッド戦(12日、2●5)は敗れたが、年々レベルが上がっているタイ1部の首位を相手に、特に強力な助っ人FWたちと対戦できた経験は大きい。
ビルドアップ面でもったいないミスもあったが、こういう試合では若手にもっとアピールしてほしかった。やられて悔しい経験は、次につなげていかないと今後の成長はない。しっかりと来年に向けて生かしてほしい。
川崎戦(15日、3△3)はMFスパチョークが地元で札幌加入後初ゴールを奪ってくれた。クロスが相手DFに当たって難しかったが、よく反応した素晴らしい得点。うれしかっただろうし、ブリーラム戦でもチャンスメークするラストパスが良かったので、完全移籍した来季はもっと乗っていけるのではないだろうか。