コンサドーレ
札幌がJ1広島・MF浅野獲得へ W杯ドイツ戦V弾の兄・拓磨と同じ速さが武器
Jリーグ通算115試合15得点 近日中にも合意の見通し
北海道コンサドーレ札幌が、J1広島MF浅野雄也(25)の獲得に動いていることが26日、クラブ関係者への取材で明らかになった。交渉は順調に進んでおり、近日中にも合意となる見通しだ。
浅野は三重県出身。大阪体育大から19年にJ2水戸へ加入し、翌20年からは広島でプレー。J1、J2リーグ戦通算115試合15得点。今季はJ1リーグ戦12試合出場で無得点だった。
浅野の兄は今月23日のW杯ドイツ戦で途中出場し、後半38分に決勝点を決めて〝ドーハの歓喜〟の立役者となった、ドイツ1部ボーフム所属の日本代表FW浅野拓磨(28)。浅野も兄と同じくスピードを武器とするプレースタイルで、1トップやシャドー、左右のウイングバックなど複数の攻撃的ポジションでのプレー実績がある。
札幌は今季、攻撃陣に故障者が相次ぎ、チーム総得点はリーグ8位タイの45得点にとどまった。ペトロビッチ監督(65)が6年目の指揮を執る来季、札幌の攻撃的サッカーに浅野のスピードが加わることで、得点力アップにつながるはずだ。