夏季スポーツ
コンサドーレが〝ホーム〟で快勝 バドミントンS/Jリーグ
■バドミントンS/Jリーグ2022 第4日 コンサドーレ3-0東海興業(27日、北ガスアリーナ札幌46ほか)
2勝目マークし1部残留決定
〝ホーム〟の大観衆の前で、バドミントンの赤黒の勇者たちが躍動した。男子Jブロックのコンサドーレは東海興業に3―0でストレート勝ちし、2勝目をマーク。2部降格の可能性もあるリーグ戦最下位を回避し、来季も日本最高峰の舞台で戦うこととなった。
道産子・斉藤がシングルスで価値ある1勝
ベンチからチームを鼓舞する「コ~ンサドーレ!」のかけ声が何度も響いた。その声に手拍子で応える1300人の観客。サッカーの試合のような〝ホーム〟の雰囲気が会場を包み込み、その後押しを受けてコンサドーレが躍動した。
第1ダブルスで先勝し、続くシングルスには、好調さを買われて道産子・斉藤大樹(23、壮瞥中出)が抜てきされた。今季初出場だが気合十分。1―1で迎えた最終セット。マッチポイントをつかむが、そこから足踏み。何とか21点目を奪い、試合終了の瞬間コートに大の字に。「声援をいただき『負けられないぞ』という気持ちで最後の1点を取った」と斉藤。コンサドーレの勝利とS/Jリーグ残留が決定し、喜びも大きかった。
吉田仁監督(42)は「コンサドーレを愛している人たちが来てくれて、最高の雰囲気にしていただいた」と、会場に駆けつけたサポーターへの感謝を口にした。
今季は順位決定戦を含め残り2戦。来季の飛躍につなげるためにも、バドミントンの赤黒の勇者たちは戦い続ける。