Bリーグ
レバンガ連勝逃す SR渋谷に惜敗
■Bリーグ1部 第7節 レバンガ85-90SR渋谷(27日、東京・青山学院記念館)
ロングの豪快ダンクで一時3点差
敵地での連勝が懸かるレバンガ北海道は、85―90でSR渋谷に敗れた。一時は11点差まで離されたが、第4クオーター(Q)残り7秒、C/PFショーン・ロング(29)の豪快なダンクで3点差まで猛追。最後はファウルゲームで逆転劇を狙ったが、相手にフリースローを冷静に沈められ、あと一歩及ばなかった。順位は東地区6位。
試合が動いたのは第3Q終盤。SR渋谷が前戦の守備で圧力を強めると、レバンガはターンオーバーからの失点が増加。11点差を付けられ、白星が遠のいた。
痛かったのは、リバウンドを獲られ過ぎた事だ。SR渋谷のオフェンスリバウンド数は21本。その後得点するセカンドチャンスポイントも26点と、相手に攻撃の機会を与えすぎた。
善戦に手応え 佐古HC「チーム全体として上向き」
それでも終盤にはタイトな守備からボールを奪い、ロングやPFモータムの得点で反撃。勝利への粘りは見せた。主将のPG橋本も「難しい展開の中でも我慢することは出来た。そこはチームの進歩」と大崩れは避けられる様になった。
佐古HCも「チーム全体として上向きになりつつある」と、この2連戦で手応えを感じた様子。30日千葉戦、12月3、4日滋賀戦のホーム3連戦で、上位進出への布石を打つ。