倍増の万波「10年で5億」つかむぜビッグドリーム!3000万円ベンツも買うぞ
日本ハムの万波中正外野手(22)が29日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1100万円増の年俸2000万円でサインした。将来的な野望として5億円到達を掲げ、高級外車「ベンツSL63」の購入も目標の一つに設定。ビッグな夢を胸に、スター街道を突き進む。(金額は推定)
1100万円増2000万円でサイン「一番上を目指したい」
成り上がりストーリーが始まる。2倍以上の大幅昇給を勝ち取った万波は、超一流プレーヤーへと駆け上がっていく未来を描き、それを包み隠さず、言葉にした。目標とする年俸を問われ「5億円はいきたいです。一番上を目指したい」とキッパリ。「今は想像がつかないので恥ずかしい。31、32歳でそういう契約をする…。だから10年で5億。お願いします!」と、自らに言い聞かせるように誓いを立てた。
今季は100試合に出場し、キャリアハイの打率.203、14本塁打、40打点をマーク。球団から高い評価を伝えられたが、満足できる内容ではなかった。
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キャリアハイも後半戦で失速「僕自身、納得できていない」
シーズン前半で本塁打を量産したが、後半は息切れし、2軍落ちも経験。「全体的に予想しているところよりは下回ってしまった。本塁打と打点はもっといけるかなと思っていた」と悔しさが募った。
だから年俸が上昇しても、ぬか喜びはしなかった。「僕自身、納得できていない。ご褒美を買うのはまだまだかなと。もっと成績を残して、1年間、よくやったなという実感があれば、買いたい」と計画を明かした。
目指す姿は「30本、100打点が毎年できる選手」
近い将来、欲しいモノがある。華のある選手にあこがれてきた。「買いたいものはSL63です。ベンツ。新型がめっちゃ格好いいんですよ。SLで球場に行きたいです」と無邪気に笑った。3000万円に迫る高級外車にロックオン。かつて、年俸とほぼ同額のベンツを購入し、税金を払うために借金したという新庄監督の行動にも通じる部分がある。
チームトップクラスのスイングスピードを生み出す身体能力を持ち合わせる。長距離砲として、大化けする可能性を秘めている。「30本、100打点が毎年できるような選手だったら、必然的にそこ(5億円プレーヤー)は見えてくると思う。まだ将来の構想ですけど。そういう数字をクリアできるようになりたい」。覚醒の予感を漂わせる大器は、頂に立つ日を想像しながら、新球場で暴れ回る。