河野がプロ初の減額提示「チームに貢献できなかった」　家族のために復権だ

９月に第１子誕生「責任感もある。やり返したい」

　来季、リベンジだ。河野竜生投手（２４）が３００万円ダウンの２７００万円（推定）でサインした。プロ入り後、初の減額提示を受け「何もチームに貢献できなかった。悔しいシーズンだった」と厳しい表情で振り返った。

　今季は先発で３試合、中継ぎで１８試合に登板。０勝２敗、１ホールド、１セーブ、防御率４.４１にとどまった。

　今年２月に結婚し、９月には第１子が誕生していた。オフは自宅で過ごす時間が増え「なるべく妻に負担をかけないように」とミルクを作り、おむつを替えるなど子育てにも奮闘している。２０１９年ドラ１左腕は「家族のために頑張りたいという思いがある。責任感もある。やり返したい」と強い覚悟を携えて４年目のシーズンに向かう。