オフは虎・梅野と合同自主トレ　貪欲に成長のヒントを吸収する

　正捕手獲り再挑戦だ。清水優心捕手（２６）は５００万円減の２９００万円（推定）で契約を更改した。昨季は１００試合に出場したが、今季は３０試合にとどまった。打率.１９４と攻撃面でも低迷し「自分として情けないシーズンだった」と悔しさをにじませた。

　１１月、オリックスで日本一に貢献した伏見の加入が決まった。捕手の競争激化は必至で「素晴らしい方もＦＡで来られますし、自分も負けられない。競争に勝てるのは１人だと思いますので、その１人になれるようにキャンプからしっかりとアピールしたい」と意気込んだ。

　オフは日本代表の経験もある阪神の梅野と沖縄で自主トレを共にする。用具メーカーが同じという縁もあり、自らお願いして実現。「止める技術、投げる技術がトップクラスでフレーミングも球界１、２だと思う。話を聞かせてもらえたら」と、貪欲に成長のヒントを吸収するつもりだ。