【上沢一問一答】来季は15勝ノルマ「新庄監督を日本一にしていく」
「来年1年だけが勝負のつもり」
―米挑戦を意識したのは
「(大谷)翔平がアメリカに行った後、僕も日米野球とか出させていただいた時に、世界の選手が集まる所でやる野球は、どんな感じなんだろうという。死ぬまでに経験してみたいなという思いが、すごく強くなったっていうのが一番です」
―元チームメートの大谷らと連絡は取ったか
「翔平とはたまに、有原さんとはファイターズ時代からすごく仲良くさせてもらって、シーズン中も連絡は何度かとっていました。やっぱり、死ぬときに、アメリカへ行きたかったなと、たぶん思うと思った。まず僕が行きたいと言っても取ってくれる球団がないと話にならないので、来年しっかりと成績を残すことがまずは大事かなとは思います」
―家族の反応は
「家族は僕のしたいようにしてくれたらいいって。僕も一度きりの人生なので、挑戦したいなってのはあります。そのために今年のオフ、いろんなものを壊してでも新しい自分自身をレベルアップするために新しいことに挑戦していくので、本当に来年1年が、1年だけ勝負のつもりで僕はやるつもりです」
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同期・近藤、松本剛からエール「まじで頑張ってくれと言ってくれた」
―チームメートには報告したか
「本当に仲の良い人にはやんわり、やりたい思いはずっとあるというのは話してました。それこそ、(ドラフト同期の)近藤(健介)だったり、松本剛だったりとか、挑戦できるならしたいなという話はしていました」
―2人からどんな言葉を掛けられたか
「もし本当におまえが行ったら俺らも楽しみだし、まじで頑張ってくれと言ってくれた。僕がこうやってアメリカに行きたいと言うことによって、日本での成績も大して残してないと言われると思うんですけど、でも、僕の人生の今までの決断は、死ぬときに後悔しない方を決断してきた。僕の力が足りるか足りないかは別として、僕の意思としては行きたいと決断に至りました」
新庄監督も「いいじゃん」レベルアップした数字残す
―新庄監督には伝えたか
「軽く。『アメリカ興味ないの?』みたいな感じで聞かれたときに『いや、あります』というのは話しました」
―どんな反応だったか
「新庄さんもアメリカでプレーをされていたので、『いいじゃん』みたいな感じでは言ってくれましたけど。まあ来年、しっかりと成績を残して、新庄さん、監督を日本一にしていくというのが僕の中でも一番いい形なんじゃないかなと思う」
―来季の目標は
「イニングで言ったらやっぱりリーグの中で一番投げられるようにしたいと思います。優勝するためには自分の背番号(15)くらい勝てないときっと優勝できないと思いますし、全てにおいてはるかにレベルアップした数字を残さないといけないかなと思います」