杉谷氏「必殺技は考えている」リアル野球BANの見せ場は任せろ
2年ぶりの復帰に並々ならぬ闘志
今季限りで現役を引退した杉谷拳士氏(31)が2年ぶりの復帰となる「リアル野球BAN」に並々ならぬ闘志を燃やした。年内に収録を済ませる予定で「子供の頃から夢見ていたテレビ番組だったので、ここできっちり最後、打ち納めしたい」と鼻息が荒かった。
リアル野球BANはテレビ朝日の正月特番「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」の人気コーナー。石橋貴明が率いるチーム帝京の一員として出演するのが恒例となっていた。2023年は、1月2日午後6時から放送される。
昨年はバラエティー番組の出演禁止
昨年のオフは、就任したばかりの新庄監督から野球に集中することを求められ「バラエティー番組の出演禁止」を通達されていた。今年は現役生活に区切りを付け、心機一転のスタート。慕っている〝タカさん〟に意思確認され、迷わず出演を志願した。
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ファンを楽しませようとする姿勢は、引退しても変わらない。「14年間の野球人生をあそこ(リアル野球BAN)で終われたらうれしいです…なんかその表現ダメだな」と一度ボケてから「成績を残せるように頑張ります。もう必殺技は考えているので。それは1月2日のお楽しみ」と、力強くアピールした。
引退を「前進」と表現したように、杉谷氏はさまざまな挑戦に打って出る。すでに仕事の依頼が多く舞い込んでいることを明かし「スポーツ関係以外でもありましたし、教育関係もありましたし。海外関係もあったので、そこは僕も視野を広げていろいろ話をさせてもらっています」と近況を報告した。
ユニホームを脱いでも引っ張りだこの人気者
年明けは後輩たちの自主トレをサポートするため、沖縄の伊江島にも出向くつもり。行きたい場所、やりたいことは山ほどあるという。「年間でスケジュールを組んでみたら、ワクワクする日程だった。充実した毎日を送っています」。ユニホームを脱いでも引っ張りだこの人気者は、休む間もなく走り続ける。