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気になる初動負荷トレをやってみた! 「ワールドウィング」記者体験記
トレーニング1回で手が床にベタン
百聞は一見にしかず、だった。ワールドウィング札幌のコーチングスタッフの厚意で、記者は初動負荷トレーニングを体験した。B.M.L.Tカムマシンの中で股関節、肩甲骨周りに効果があると期待される4種類のマシンを、それぞれ2セット行った。
コーチングスタッフの一條さんは、初動負荷トレーニングを初めて行った時を「びっくりしましたね。最初やる前、前屈が(床に)つかなかったんですけど、1回やったら(手が)床にべタンって着いた」と振り返っていた。
日頃から運動不足の記者はカチカチに体が硬くなっている。この体たらくな現状が、一回だけ、しかも軽めのメニューで改善されるわけがない。でも、もしかしたら―。そう半信半疑のまま、トレーニングに取り組んだ。
股関節、肩甲骨を意識しながら、ひねりを入れた動作を繰り返した。記者に付き添い、丁寧な指導をしてくれたコーチングスタッフの渡辺さんのおかげもあり、難しいと感じることはなかった。予定されていたトレーニングを終えると、有酸素運動による心地よい疲労と、重点箇所のインナーマッスルが刺激されている感覚を受けた。
トレーニング前は床まで20センチ
そして、気になる前屈だ。トレーニング前は床まで約20センチの距離もあった。この距離を本当に縮めることができるのか…、と絶望的な気持ちになったが、結果やいかに。体験を終えて前屈をしてみると、両手がベタリとまでは行かなかったが、指の第1関節は全て付くぐらいまで改善。硬いことには変わりないが、自分でも言葉が出なかったほどの驚きの効果だった。
重量のある重りを付けるわけではないので、子供や女性、高齢の方でも簡単にできるだろう。一般の方の入会が増えていることにも納得。ぜひオススメしたい。