夏季スポーツ
札幌大谷は初戦敗退 プレミアリーグ初昇格ならず
■高円宮杯JFAU-18サッカープレミアリーグプレーオフ(9日、広島広域公園第一球技場ほか)
▽1回戦 札幌大谷(北海道第2)1-2浜松開誠館(東海第1)
後半39分に決勝点許す
今季のプリンスリーグ北海道で準優勝し、初のプレーオフに挑んだ札幌大谷だったが、浜松開誠館(東海第1代表)に1-2で敗れ、プレミアリーグ初昇格を逃した。
札幌大谷は前半11分に先制を許す苦しい展開となったが、後半22分にプリンスリーグ得点王のFW長太陽寛(3年)のゴールで同点。しかし、同39分に勝ち越しを許してしまい、そのまま試合終了となった。
清水監督「立ち上がり、硬さがあった」
清水隆行監督(47)は「立ち上がり、選手には緊張からか硬さがあった。相手の対策を映像などで行っていたが、かみ合わせがうまくいかず失点してしまった。ハーフタイムで『自分たちの良さを思いだそう』と声をかけて修正した結果、後半は同点に追いつくことができたけれど、一瞬の隙を突かれて失点してしまった」と試合を振り返った。
初めて挑んだプレーオフ。敗れはしたが、チームとして貴重な経験値を積むことができた。「選手が成長できる場。改めてこの場を経験させたいという気持ちが強くなった」と語った清水監督。全国大会出場を成し遂げ、そして再びこの舞台に戻ってくることが来季の目標だ。
旭川実業は11日に京都U-18と決定戦
■11日の2回戦から登場する旭川実業の対戦相手は京都サンガU-18(関西第2)に決定。この試合に勝利すれば2012年以来のプレミアリーグ復帰が決まる。