ファイターズ
新ファイターズガール14人が決定「進化系あるかも」きつねダンスは来季も継続
過去最多の318人が応募
日本ハム公式チアリーダー「ファイターズガール」の新メンバーオーディションが11日、札幌ドームで行われた。一大ブームを巻き起こした「きつねダンス」効果もあり、応募者は昨年179人のおよそ倍となる過去最多の318人。厳しい選考を経て、継続メンバー7人を含む14人が合格を勝ち取った。
新球場「エスコンフィールド北海道」でパフォーマンスをしたい-。そんな熱い思いを胸に、書類選考による1次審査を突破した69人が課題曲ダンスによる2次審査を受験。3次の自由演技審査、面接審査では、通過者44人がダンスなど特技を披露してアピールした。
新メンバーは7人「本拠地移転は運命」
合格者14人のうち新メンバーは7人。北広島市出身の田中心優(しゆう)さんは「地元に移転する年にファイターズガールになれることがとてもうれしいです」と大きな瞳を潤ませた。幼少期からファイターズガールに憧れを抱いており、本拠地移転が決定した際には「運命かと思いました」と感激。「北広島は穏やかで優しい人ばかりのとてもいい街。盛り上げたいですし、市外の方々にも注目される場所になるようPRしていきたい」と意気込んだ。
内定を蹴って、長年の夢をかなえたのは札幌市出身の上村優菜さん。小学校時代にはファイターズダンスアカデミーに通っていた。11月までは大学を卒業し就職する予定だったが、ファイターズガールの募集を知り「社会人になるタイミングで人生最後のチャンスに懸けたい」と決意。「受かると思っていなかった。うれしいという言葉で表現しきれないです」と笑顔がはじけた。