少し気が早いが、年の瀬が迫ってきた。鎌ケ谷で自主トレを行う根本に帰省の予定を聞いているうちに、話は脱線。１２月にまつわる貴重な思い出話を披露してくれた。

　母校の苫小牧中央高野球部は代々、３月に行われる道外遠征の費用を捻出するため、年末年始をアルバイトに充てる。根本に与えられた職場は、某コンビニの弁当工場。製造のラインに加わり「蓋を付けたり、ドリアにパセリを振りかけていた」と、慣れない作業に悪戦苦闘したという。

　立ちっぱなしの労働は、１０代の体にもこたえたそうで「働くのって大変すぎる。大人になっても働きたくない！って思いました」と苦笑い。左腕の思いが詰まったお弁当。食べたのは、道内在住のアナタかも。