札幌の若武者FW中島が〝怪物〟に変身する!?
ラジオ番組「CONSA Ole」にゲスト出演 来季目標は30ゴールで得点王
北海道コンサドーレ札幌のFW中島大嘉(20)、MF青木亮太(26)、DF中村桐耶(22)の3選手が13日、サッポロファクトリー(札幌市中央区)で行われたFMノースウェーブの応援番組「CONSA Ole」の公開収録にゲスト出演した。その中で、来シーズンの目標を問われた中島は、サポーターの前で「30点取る!」と高らかに宣言した。
約1時間の収録が終わってからも強気のマシンガントークは止まらなかった。報道陣の囲み取材でも「怪物になる」「年間で30得点以上取る」「リーグ戦、ルヴァンカップ、天皇杯全てで得点王を取る」「MVPを取ってJリーグアウォーズで表彰される」と、次々と大目標をまくし立てた。
今季リーグ戦15試合出場で2得点の中島にとっては壮大な目標と思われるが、「ガチで思っているので。今、言ったら笑われますけど、たぶん夏ぐらいから『コイツ、あるぞ』ってみんな思い始めると思う」と真剣な目で語り続けた。
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W杯は「純粋な気持ちで応援できなかった」 悔しさ胸に4年後を視野
中島がその目で見据えているのは来季のJリーグだけではない。「W杯を見ていて、もちろん興奮だったり、感動はしましたけど、サッカー選手として生きている以上、100%純粋な気持ちで応援はできなかった部分がある。やっぱり(選ばれなくて)悔しいです」「次は俺でしょ。五輪に出て、W杯出て、優勝しましょう」と、悔しさを胸に2年後のパリ五輪、4年後のW杯で輝くことを照準に入れている。
シーズンオフに入り、トレードマークだった五厘刈りから髪を伸ばして金髪に染めた。「夏休みの時だけ染めるヤンキーみたいな」と本人は笑うが、「公式戦で10得点取ったら髪形を変える」という公約は続いているようで、キャンプ前には再び五厘刈りに戻すようだ。まずはその公約達成が最初の目標だ。
ローランドから次回大会のエース候補に名前を挙げられる
10日放送のテレビ番組「FOOT×BRAIN」の中で、サッカー通の実業家・ローランド氏(30)がW杯次回大会の日本代表エース候補として中島の名前を挙げた。以前からインスタグラムなどで興味を示されており、「俺も好きっす」と大物のカリスマにも同調。中島か、中島以外か―。その将来を期待される大型ストライカーが、まずは2023年、ゴールを量産する〝怪物〟に変貌を遂げる。