Bリーグ
佐古レバンガ開幕2連敗 第1Q拙攻響いた
■B1第1節 3日、広島サンプラザホール
B1レバンガ北海道は敵地で広島に82―85で敗れ、開幕2連敗を喫した。第1クオーター(Q)に付けられた14点差を一時逆転するも、第4Qに再逆転を許して惜敗。今季初勝利を逃した。次節は9日に敵地で島根と対戦する。
第1Qが全てだった。佐古HCが「ディフェンスのプレッシャーに押し上げられて、やりたかったバスケットボールをやらせてもらえない時間帯があった」と振り返るように、わずか9得点。シュート成功率は22%に沈み、いきなり14点を追う展開を強いられた。
第2、3Qは息を吹き返し、相手を上回る得点を記録した。第4Qの立ち上がりにはSG/SF葛原の3点シュートで一時逆転に成功。しかし、すぐに再逆転を許し、逃げ切られた。
開幕2連勝を狙って敵地に乗り込んだが、大型補強に成功した広島に連敗。新生レバンガは苦難の船出となった。チームトップタイの21得点を記録したPF/Cロングは「チーム全体でもレベルアップして、よりハードなチームになっていきたい」と話した。