夏季スポーツ
全日本高校女子サッカー選手権に臨む旭川実業が旭川市長を表敬訪問
今津市長「三笘選手のように最後までボールを追って、ぜひ勝利を目指して」
初出場初勝利を狙う! 12月30日に開幕する全日本高校女子サッカー選手権に、北海道からは旭川実業と道大谷室蘭が出場する。創部6年目で初出場となる旭川実業は15日、今津寛介旭川市長(46)を表敬訪問した。
今津市長から「体調管理をしっかりしていただいて、全力プレーで頑張ってきてほしい。(W杯の)三笘選手のように最後までボールを追って、ぜひ勝利を目指して頑張っていただきたい」と激励を受けた旭川実業。主将のGK中野美空(みく・3年)は「まずは1勝を目指し、旭川市の代表として誇りを持ち、感謝の気持ちを忘れずに全力で戦ってきたいと思います」とあいさつした。
初戦の相手は強豪・作陽 土岐監督「臆せず試合してきたい」
1回戦の相手は作陽(岡山・中国第1代表)。今年の皇后杯では高校年代で唯一、3回戦まで進出した強豪校だ。土岐勝浩監督(61)は「優勝候補で、胸を借りるというような言葉が正しいと思いますけれど、臆せず試合してきたい」と、相手に気後れはせず、決戦に挑む。
今季から道内トップリーグ参入で成長
全道の強豪との戦いがチームを成長させた。今季から社会人のクラブチームを含めた道女子リーグに参入。2勝2分6敗で6チーム中の5位に終わったものの、指揮官は「より厳しい試合を経験したことによって、同年代の試合の中では落ち着いて普段の自分たちのプレーができるようになってきた」と、北海道の最高峰リーグで戦ってきた成果を語る。
チームの目標は全国初勝利だ。「1勝ということを大きな目標にしています。旭川の、北海道のサッカーが、全国でどこまでできるかをチャレンジしていきたい」と土岐監督。男子サッカー部は11日のプレーオフで勝利し、来季のプレミアリーグ参入を決めた。その勢いを受け、初の全国舞台に挑戦する。