夏季スポーツ
女子やり投げ・北口が優秀選手賞 アスレティックス・アワード
「すごくうれしいし、今後もより頑張りたい」
日本陸連の年間表彰式「アスレティックス・アワード」が15日、東京都内で開かれ、7月の世界選手権女子やり投げ銅メダルの北口榛花(JAL、旭川東高出)が優秀選手賞に選ばれた。女子投てき種目で五輪、世界選手権を通じて日本勢初の表彰台に立ったものの、最優秀選手は山西に譲り「相手は金メダル2回だったので厳しかった」と笑いつつ、「すごくうれしいし、今後もより頑張りたい」と満足げな様子だった。
2022年は世界最高峰シリーズ、ダイヤモンドリーグの年間上位者で争うファイナルでも3位に入るなど、充実の年になった。24年パリ五輪に向けてさらなる飛躍が期待される24歳の実力者は「夢は世界一であり、本当の世界一は金メダルだけじゃなく、世界記録を出すことだと思っている。夢に向かって進み続けたい」と力強く話した。