ファイターズ
2022/12/17 19:20

上沢 盟友近藤は「面倒くさいバッター」 奇襲で封じる⁈

日清食品オンライントークショーに出演し、きつねの耳を付けた上沢がカメラに向かってポーズを取る(撮影・松本奈央)

札幌市内で日清食品オンライントークショーに出演

 来オフのメジャー挑戦を目指す日本ハムの上沢直之投手(28)が17日、札幌市内のHBC本社で日清食品オンライントークショーに出演後、報道陣の取材に応じた。海外フリーエージェント(FA)権を行使してソフトバンクへ移籍した同級生の近藤健介外野手(29)について言及。高い打撃技術や選球眼を強く警戒し、近藤封じがソフトバンク戦のカギになると予想した。

 2011年ドラフト同期の近藤とは気心知れた間柄。ただのチームメートではなかった。友人として親しいからこそ「アイツ」と呼び、来季の対戦について触れると「本当に面倒くさいバッター」とため息交じりに表現した。上沢にとって「面倒くさい」は最大級の褒め言葉だった。

「近藤選手を抑えないと勝てない」「訳が分からないボールを投げた方がいい」

 ソフトバンクの藤本監督は、近藤を1番で起用する構想を明かしている。投手の視点に立てば、柳田ら中軸の前に走者を置かないことが、大量失点を防ぐ鉄則だ。「近藤選手を抑えないと勝てない」と断言した上沢は、打ち取るためのポイントを紹介。「訳が分からないボールを投げた方がいい。しっかり考えて確率で打ってくると思うので、頭にないボールを投げた方が抑えられる」と〝奇襲〟を予告した。

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい