レバンガ「3球団コラボ」トークショー 折茂代表らが北海道の魅力語る
日本ハムから田中賢介SA、コンサドーレからOB石川直樹氏
18日のレバンガ北海道対広島ドラゴンフライズ戦の開始前に、「3球団コラボDAYS」のイベントとして、レバンガの折茂武彦代表(52)、北海道日本ハムファイターズの田中賢介SA(41)、北海道コンサドーレ札幌OBの石川直樹氏(37)によるスペシャルトークショーが行われた。
テーマは「北海道」の魅力についてだ。折茂代表は埼玉、田中SAは福岡、石川氏は千葉県と、いずれも道外出身だが、それぞれ現役を退いた後も道内に住み続けている。
レラカムイ時代から道内在住「ファンに対する気持ちが変わった」
石川氏は現役時代に2度、札幌に移籍してきた経緯がある。2017年夏に2度目の移籍で札幌に住んだ際、わずか1週間で妻から「北海道に移住したい。パパが引退した後もここに住んで子供たちを育てたい」と言われたという。北海道の素晴らしい環境に一家揃って魅了されたというエピソードを明かした。
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日本ハムが北海道に移転してから19年間、住み続けている田中SAは、北海道の人の印象について「新しいものを受け入れる文化がある。チャレンジを応援してくれる文化がある」とコメント。現役引退後も小学校の開校という大きなチャレンジを続けている田中SAにとっても、北海道の土壌との相性は非常に良かったようだ。
07年のレラカムイ時代から北海道に住んでいる折茂代表は「若い時は特別にファンを意識したことはなく、自分のためにバスケをしていた。北海道に来てから、こんなにたくさんの方々に応援してもらえるんだということを知って、ファンに対する気持ちが変わった」と、それまでの選手人生に変化が起きるほど北海道のファンが熱かったと話し、感謝の思いを語った。
子供たちへ「失敗は悪いことではなく必要なこと」
トークの最後には、これからの北海道のスポーツ界を担う子供たちへのアドバイスを求められた3人。田中SAは「週に1、2回は大汗をかくようなトレーニングをする機会を設けてほしい」。石川氏は「自分が好きだな、やりたいなと思ったことに対して、とにかくとことんやりきってほしい」。折茂代表は「決して失敗は悪いことではなく必要なこと。失敗して、みんな成功していく。チャレンジすれば必ず失敗はします。その失敗を恐れず、たくさん学んでほしい」と、三者三様のエールを送っていた。