新庄監督 菓子パン断ちダイエットで細マッチョ化 テレビ出演も制限
リーグ制覇の公約実現へ 隗(かい)より始めよ
オレが最初に本気を見せる! 日本ハムの新庄剛志監督(50)が指揮2年目のV公約実現へ、早くも臨戦態勢に入っている。オフに突入した11月から、毎日欠かさず食べていた菓子パンを断ち、ダイエットを敢行。筋トレの強度を上げ、選手顔負けのムキムキボディーを目指している。メディア露出も大幅に減らし、2023年シーズンに備えている。
計画は第2段階に移行する。〝お試し期間〟は終わった。シビアな選手起用を示唆している指揮官はお手本を示すように、節制、肉体改造に着手した。その意思は固く「毎日食べていた菓子パンをやめた。17本くらい毎日飲んでいたカフェオレを4、5本にして。晩飯は湯豆腐。えのきとネギを入れて。ちょっとシュッとしてきたなと思う」と経過を報告した。
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さらなる肉体改造を断行 スーパーのレジ列にも並ぶ
もともとスリムな体形だが、さらに細マッチョ化する。監督就任後、伸び悩んでいた清宮にダイエットを勧めるなど、変化を求めてきた。今度は大願を成就させるため、自ら率先して大好きなモノを我慢し、心と体を研ぎ澄ませる。
朝はいつも、複数の菓子パンを一口ずつ食べ、カフェオレで流し込んできたが、ちゅうちょなく、モーニングルーティンを崩した。「今、コンビニへ行ったら菓子パンコーナーを見ない」と苦笑い。「普通に買い物は行っています。スーパーでもふかーく帽子をかぶって、メガネをかけて、ボロボロのジャージーを着て。ネギ、豆腐、えのき。意外と恥ずかしいんですよ、レジで立っているの。バレるんですよね」と私生活の一端をかいま見せた。
メディア露出を自ら制限 「野球だけに集中したい」
21年暮れから22年の正月にかけて、テレビの特番に出ずっぱりで、日本ハムと「ビッグボス」を全国に知らしめた。1年後、再びたくさんのオファーが舞い込んだが、方針を切り替えた。「野球だけに集中したいから、テレビとかメディアに出ることは減らしています。マネジャーに控えたいと言っている」と告白。勝つ確率を少しでも高めるため、時間を使う。現役時代から有言実行してきたボスがいよいよ、勝負師になる。