万波が赤髪にド派手イメチェン スラダン桜木花道に学ぶ
真っ赤な新ヘアスタイルで登場 「スラムダンクの季節」
日本ハムの万波中正外野手(22)が20日、千葉・鎌ケ谷の球団施設に髪の毛を真っ赤に染めたド派手スタイルで登場。打撃練習などで汗を流し、人気バスケットボール漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」の主人公、桜木花道を見習うことを誓った。
室内練習場に姿を現した万波が、目を見張るようなヘアスタイルに変身していた。W杯で話題となったサッカー日本代表・長友佑都の赤髪をほうふつとさせるが、違うという。「スラムダンクの季節ってことで。今回は桜木花道です」と意図を明かした。
12月3日から映画「THE FIRST SLAM DUNK」が公開中。「映画を見に行くにあたって赤で行くのが礼儀かなと思った。これでポスターと写真を撮りたい」。前日19日に主人公のトレードマークでもある赤髪に染めたという。
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伝説のスポ根漫画に心酔 「超感情移入できる」
「スラムダンク」は桜木花道が初心者ながら湘北高でバスケ部に入部し、持ち前の身体能力と努力で成長する物語。万波は「スポーツ、少年漫画の良さが全部詰まっている。スポ根大好き」と、中学時代に再放送していたアニメを見てドハマりした。最近では、合宿所の風呂場に漫画が置いてあり「映画公開もそろそろだなと読み始めた。(ブームが)再熱している感じがあります」
桜木花道は、お手本とするアスリートだ。「最後まで諦めない。最後までボールを追いますし、やると決めたことをやりきる。男子としてすごい心をつかまれる。僕も球際とか(見習いたい)」。大きなミスを犯す場面は、自身の経験と重ねて、大きく感情を揺さぶられた。「一番大号泣でした」と明かすのは県大会の海南戦。「最後、花道がパスを間違えちゃうシーン。そこで涙が止まらなかったです。スポ根で。超感情移入できる」と熱弁した。
来季のさらなるブレークへ 花道魂を貫く
赤髪継続については「一過性のものなので、今が赤のピーク。続けるかもしれないし、とりあえず今はこれを楽しもうかな」とニンマリ。プロ4年目の今季は14本塁打を放ち、ブレークの兆しを見せた。そのポテンシャルの高さは誰もが認めるところ。桜木花道魂で、一流プレーヤーへ駆け上がる。