ファイターズ
日本ハム 元中日のA・マルティネス獲得を発表 年俸8000万円プラス出来高
背番号は「2」に決定 「大きな目標を持ち、チームの勝利に貢献する」
日本ハムは22日、今季まで中日でプレーしたアリエル・マルティネス捕手(26)と契約合意に達したと発表した。1年契約で年俸は8000万円(推定)プラス出来高、背番号は「2」に決まった。
マルティネスは2018年に育成選手として中日に入団し、20年に支配下へ昇格。今季は捕手登録ながら一塁手や外野手としてのプレーした。球団を通して「北海道日本ハムファイターズの一員になることができ、満足しているとともに感激しています。大きな目標を持ち、チームの勝利に貢献できるように頑張ります」とコメントした。
今オフ、日本ハムは捕手を補強ポイントにしており、11月にはオリックスからフリーエージェント(FA)権を行使した伏見を獲得。打撃面ではソフトバンクにFA移籍した近藤の穴を埋める存在として期待される。
稲葉GMも期待 「以前から目を引く選手。主軸の可能性十分」
稲葉篤紀ゼネラルマネジャー(GM)は「以前から目を引く選手でした。広角に打ち分けながらもパワーを兼ね備えたバッティングは、今のファイターズにおいて主軸となる可能性が十分にあります」。日本野球を熟知している点も挙げ、「26歳ですから、まだまだ伸びしろもあります。とても研究熱心と聞いており、相手投手の特徴をつかむのがうまいはず。大いに期待しています」と語った。