来オフにもメジャー挑戦の上沢 英会話レッスン中「人生が豊かになる」
トレーニングと並行 昨年から勉強中「あくまでも趣味」
目指すはバイリンガル? 日本ハムの上沢直之投手(28)が22日、英語力の向上を誓った。来オフのメジャー挑戦を目指す右腕は、昨年から英会話レッスンを始めていたことを明かした。
米球界挑戦を見据えての語学学習ではなく「あくまでも趣味」と強調する。「空いた時間を有効活用するために始めた。もともと英語に興味があった。アメリカに行く行かないではなく、しゃべれた方が絶対に人生が豊かになると思っていた」と勉学に励む理由を説明した。
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外国人選手とのコミュニケーションにもプラス
チームメートに外国人選手は数多くいる。積極的にコミュニケーションを取ることで、結束を高めることも狙いの一つだ。この日、日本ハム入りが決定したA・マルティネスにも興味津々。英語とスペイン語を話せることを伝え聞き「めっちゃすごい! アリエルと仲良くなったら教えてもらえそう。楽しみです」と対面を心待ちにした。
渡米し上達を実感 年明けからは1日30分の学習をノルマ
語学力は着実に上向いている。今月渡米した際には「注文は指さなくてもできた。『俺はこう思う』って感情も伝えられた」と一定の手応えを得た。だが、スムーズな会話を実現するまでには、まだまだ時間を要する。「俺はこう思うけど、どう思う? そんな言い回しを今は勉強している」。来年からは1日30分のレッスンを自らに課し、英会話の上達を図る。地道な努力はいつか、海の向こうでのチャレンジにつながる。