ファイターズ
2022/12/23 20:10

14年沢村賞の金子が引退 日本ハムの特命コーチ就任へ

会見後、長男の壱覇君(左)、長女の未來ちゃん(右)とともに記念撮影する金子(撮影・野沢俊介)

札幌市内で引退会見 18年のプロ生活に終止符

 今季限りで日本ハムを自由契約になっていた金子千尋投手(39)が23日、札幌市内のホテルで会見を行い、現役引退を表明した。支えてくれた家族やスタッフ、ファンに感謝の言葉を伝え、18年間のプロ生活を締めくくった。合わせて、来季から日本ハムの特命コーチに就任し、米国へコーチ留学することを発表した。

 NPBに絞って現役続行の可能性を探ってきたが、オファーはなかった。トヨタ自動車から故障を抱えた状態でプロ入りし、オリックスで14年、日本ハムで4年、戦った。「順風満帆と言える成績ではなかったかもしれませんが、入団した時の自分を考えると、よくやったのではないかなと思います」。自らの願いにふたをして、ユニホームを脱ぐ決意を固めた。

上沢&加藤がサプライズ登場 コーチとして「ビシビシいく」

 花束贈呈では子どもたちが登場。会見場が温かい空気に包まれる中、「追加で質問いいですか!」と場違いな声が響いた。後方から姿を現したのは、スーツを着た加藤と上沢だ。「南アフリカ中央テレビの者です」とボケながら乱入してきた。

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