夏季スポーツ
2022/12/24 20:00

白樺学園 最大16点差猛追も美濃加茂に競り負け ウインターカップ男子1回戦

激しいマークを受けながらシュートを狙う白樺学園の長谷(撮影・富田茂樹)

■ウインターカップ全国高校バスケットボール選手権 第2日(24日、東京体育館ほか)

長谷が3点シュート8本含むチーム最多31得点も

 男子1回戦で白樺学園は美濃加茂(岐阜)に77―84で競り負け、2年連続の初戦突破はならなかった。長谷匡悟(3年)が3点シュート8本を含むチーム最多の31得点をマーク。第3クオーター(Q)序盤の最大16点ビハインドを、第4Q途中で2点差まで追い上げたが、相手の高さのある2人の留学生にゴール下の制空権を握られ、最後は引き離された。

 チームの中心で、大会前に腰を痛めて精彩を欠いたU18日本代表の山田哲汰主将(3年)の分も、同じ3年の長谷が奮闘した。「チームとしては最高のパフォーマンスができたけど、自分自身はシューターとしても得点源としても、大事な場面で決められなかった部分があって迷惑をかけた。悔いが残る」と言葉を詰まらせた。

 長谷、山田と舘山由青(3年)の3人は、中学3年の時に「同じ学校に行って、全国で良い結果を残す」と、白樺学園に進んで1年時から切磋琢磨してきた。集大成の大会に敗れ、来春から長谷は東洋大へ進学する。「今は2部なんですけど、1部昇格を目指して頑張りたい」と次のステージでの活躍を誓った。

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい