冬季スポーツ
高木美帆 女子1500でリンク新Vも「評価が難しい」全日本スピードスケート選手権
■全日本スピードスケート選手権大会 第1日(28日、青森・YSアリーナ八戸)
▽女子1500メートル
今大会4種目出場「クリアしたい課題にトライ」
まずは1冠―。高木美帆(28、日体大職、帯南商高出)が、得意の1500メートルで世界トップレベルの実力を見せつけた。2位の佐藤に約3秒の大差を付けるレースだった。
1分54秒53はリンクレコードだったが「よく言えば、まとめられたレースだったかな。リンクレコードも結構前の記録でしたし、ここで数多く滑っているっていうわけではないので、少し評価が難しい」と淡々を振り返った。
今大会は5種目中4種目に出場するオールラウンダー。29日は500メートルと3000メートルが控えている。「あんまりしっくり来てない種目があと2日間っていう感じなので、自分のクリアしたい課題にトライしていきたい」と、さらなる高みを目指していく。